アラフォー〇子さんの結婚までの婚活体験記③過去を振り返る勇気編
2021.11.04
こんにちは。結婚・入籍ナビゲーターむっちゃん先生です。
アラフォー〇子さんの結婚までの婚活体験記②すっぱいぶどう編に続き
③過去を振り返る勇気編をお届けします。
自分の生き方(過去)を振り返る勇気
③自分の生き方(過去)を振り返る勇気編
ずっと誰かに振り回されてきた私
②の記事に書いたように
○さんとの時間が楽しかっただけに
「○さんに振られたのは、私が40代だったから?」
「それとも、魅力がなかったの?」
「私って、負けたんだ。もう私には女性としての価値もないんだ・・・。」と
私は自分を否定し続けました。
そして、毎日のようにむっちゃん先生にメールをし
時には電話口で泣きながら聴いてもらい
飽きるくらいに同じことを何度も何度も話しました。
そうしながら、私がこれまでどのくらいいろいろなことを
我慢してきたのかも思い出してきました。
私は少々厳格な家で長女として育ち
小さい頃から、いわゆる「よい子」で過ごしてきました。
部活も学校も、親の勧めに従ってきました。
学生時代は、仲間はずれになったクラスメイトが、私のところに来て
「しばらく私と仲良くしてくれる?」と言いながら
元の友だちと仲が戻ると去って行ってしまうし
クラスで係決めをしていて、どうしても決まらない役割を
「じゃあ、お願い」とお願いされたり(押しつけられるとも言う)
仕事に就いても、自分の努力が他の人の手柄になっていたり
頑張れば頑張るほど、職場でも生きづらさを感じていました。
それは、本当はやりたくなかったのに
他にやりたいことがあったのに
ずっと言い出せずにいた幼い頃からの私の姿でした。
同時に、〇さんに惹かれたのは、年下で
仕事でよく失敗をしながら
「本当の僕はこんなもんじゃないんだ」と
訴えてくる○さんの話を聞いて
「あなたは大丈夫!」と言い続けることが
私が幼い頃から続けてきた
兄弟やクラスメイトとの関係を
再現しているのでは・・・ということに気付いてきました。
再現ドラマの記事や『振り回す人』『振り回される人』の記事に
むっちゃん先生が書いておられるように
私は子どもの頃からずっと
まわりに振り回される人であり
振り回す人が現れたら、無意識に
振り回される関係を再現していたことに気づいたのです。
実は、○さんが職場でよく失敗をしていることも知っていたし
仲良かった頃、自分に対しては優しいけど
他の人にはちょっと冷たいかもと、感じることも度々ありました。
一人暮らしのはずなのに、しょっちゅうお母さんが遊びに来ていることや
それを公言していることも気になっていました。
「あれ?本当にこの人でいいの?」
そんな心のチクチクを感じるたびに
「いいの!だって好きだから!私とだったらなんとかなるから!」と
打ち消して、彼の嫌な部分を見ないようにしていた自分にも気付きました。
それは、学生の頃、自分のところに来てくれた友達を
「きっとまた離れていくんだろうな・・・」と感じながらも
喜んで受け入れていた私自身の姿でした。
④につづく
ここまでの〇子さんのリアルな体験記に
あなたはどんなことを感じられたでしょう?
今とても幸せな〇子さんですが
その幸せの裏には、自分の今までの生き方と向き合う努力があり
生き辛さを解決してきたからつかんだ幸せなのです。