こんにちは。結婚・入籍ナビゲーターむっちゃん先生です。
アラフォー〇子さんの結婚までの婚活体験記②すっぱいぶどう編に続き③過去を振り返る勇気編をお届けします。
自分の生き方(過去)を振り返る勇気
③自分の生き方(過去)を振り返る勇気編
ずっと誰かに振り回されてきた私、②の記事に書いたように、○さんとの時間が楽しかっただけに「○さんに振られたのは、私が40代だったから?」「それとも、魅力がなかったの?」「私って、負けたんだ。もう私には女性としての価値もないんだ・・・。」と、私は自分を否定し続けました。
そして、毎日のようにむっちゃん先生にメールをし、時には電話口で泣きながら聴いてもらい、飽きるくらいに同じことを何度も何度も話しました。そうしながら、私がこれまでどのくらいいろいろなことを我慢してきたのかも思い出してきました。
私は少々厳格な家で長女として育ち、小さい頃から、いわゆる「よい子」で過ごしてきました。部活も学校も、親の勧めに従ってきました。学生時代は、仲間はずれになったクラスメイトが、私のところに来て「しばらく私と仲良くしてくれる?」と言いながら、元の友だちと仲が戻ると去って行ってしまうし、クラスで係決めをしていて、どうしても決まらない役割を「じゃあ、お願い」とお願いされたり(押しつけられるとも言う)仕事に就いても、自分の努力が他の人の手柄になっていたり、頑張れば頑張るほど、職場でも生きづらさを感じていました。それは、本当はやりたくなかったのに
他にやりたいことがあったのに、ずっと言い出せずにいた幼い頃からの私の姿でした。
同時に、〇さんに惹かれたのは、年下で仕事でよく失敗をしながら「本当の僕はこんなもんじゃないんだ」と、訴えてくる○さんの話を聞いて「あなたは大丈夫!」と言い続けることが私が幼い頃から続けてきた兄弟やクラスメイトとの関係を再現しているのでは・・・ということに気付いてきました。
再現ドラマの記事や『振り回す人』『振り回される人』の記事にむっちゃん先生が書いておられるように、私は子どもの頃からずっと、まわりに振り回される人であり、振り回す人が現れたら、無意識に振り回される関係を再現していたことに気づいたのです。実は、○さんが職場でよく失敗をしていることも知っていたし、仲良かった頃、自分に対しては優しいけど他の人にはちょっと冷たいかもと、感じることも度々ありました。一人暮らしのはずなのに、しょっちゅうお母さんが遊びに来ていることやそれを公言していることも気になっていました。
「あれ?本当にこの人でいいの?」そんな心のチクチクを感じるたびに、「いいの!だって好きだから!私とだったらなんとかなるから!」と、打ち消して、彼の嫌な部分を見ないようにしていた自分にも気付きました。それは、学生の頃、自分のところに来てくれた友達を「きっとまた離れていくんだろうな・・・」と感じながらも喜んで受け入れていた私自身の姿でした。④につづく
ここまでの〇子さんのリアルな体験記にあなたはどんなことを感じられたでしょう?今とても幸せな〇子さんですが、その幸せの裏には、自分の今までの生き方と向き合う努力があり、生き辛さを解決してきたからつかんだ幸せなのです。