こんにちは。結婚・入籍ナビゲーターむっちゃん先生です。
婚活をしていると、様々なストレスがたまる問題にぶつかると思います。
①お見合いのお申し込みをしてもOK返事がもらえない
②申し込んでくれる男性は、好みでない人ばかり
③交際になっても、メールがこない
④交際になっても、なかなか誘ってもらえない
⑤長年婚活しているのに、全然結婚が見えてこない
⑥100回もお見合いしたのに、無駄な気がする
etc
これらの気持ちの先には、必ずといっていいほど、だから私には価値がないんだ、私は人から興味をもたれない人なんだ、そんな思いがくっついてきて婚活ストレスが増大していく・・・これって、あなたの元々の“期待値”の高さと関係しているのですが気づいている人は少ないかもしれません。
婚活をこじらせる期待値の怖さ
“期待値”とは、確率論で使う言葉で、例えば、ギャンブルでは掛け金に対して戻ってくる「見込み」の金額をあらわしたものです。宝くじを買って、「これは絶対6億当たる」そんなことを思いながら購入する人は少ないでしょう。宝くじの当選確率を知っているので、当たれば儲けものぐらいの気持ちで、宝くじを購入しているはずです。それなのに、なぜ婚活では“期待値”が上がってしまうのでしょう?それは、宝くじのように冷静に婚活の確率を理解しようとしていないからです。あなたは今まで余りにも長い“期待値”の物差しを差し出して婚活しては、このぐらいのレベルでないと困る!とか、それに届かない自分や相手のことを嘆いてばかりいたのではないでしょうか?婚活ストレスをためずに婚活を続けには、ほどほどの期待値の物差しに替えることなのです。
最初に提示した①から⑥の項目のうち
①の場合
人気がありそうなスペックが高い男性からのOK返事の確立は、低いはずだと最初から理解して申し込むと“期待値”は下がります。女性からの申し込みが多い男性は、行列が出来るラーメン店と同じ自分に順番が回ってくるまで待つのか時間が無駄なら、他のお店に行くようにターゲットを変えることです。
②の場合
自分の謙虚さを見直すことです。あなたは気に入らないかもしれませんが、男性は多くの女性の中から、あなたを選んでくれたわけですから、例えあなたからお断りするにしても「こんな人からしか申し込みが来ない」ではなく感謝の気持ちは忘れないことです。
③④⑤⑥それぞれ、あなたの“期待値”を下げればストレスは減っていきます。
ただ、この“期待値”の基準は無意識にあなたの生育過程で獲得しているのでそこに気づくことも重要かもしれません。
完璧主義で自信がない人ほど、婚活での“期待値”が高くなる!
私の経験上、完璧主義で自信がない人ほど婚活での“期待値”が高くなるようです。いわゆる高望みと言われる人たちも含みます。でも実際は、自分が望む“期待値”と現実があまりにかけ離れているので、不足や不満ばかりになり、他の人がそんなにストレスを感じないことでも落胆やストレスも大きくなってしまうのです。
精神科医の岡田尊司先生によると、100点をいつも目指していると90点でも不満足な結果でしかないしいつも人に愛されたい、認められたいという承認欲求が強すぎる人は、人から些細な非難を受けただけでも強い不安に囚われたり、適応障害を起こす要因にもなるようです。
100点ではなく、50点で満足する。みんなから評価されることを期待するより、自分を評価する人もいれば評価しない人がいても当然だと思うこと。それが大事だとおっしゃっています。
いい子で過ごされてきた人は、今まで親の期待に応えようと努力されてきたのですが、親の期待には上限がありません。あなたの結婚相手に対してもあれこれ親は条件をつけているかもしれませんが、もう親の期待には、応えなくていいのです。大切なのは、婚活で見つけた相手と一緒にいることで、あなたが気が楽で、安心感があるかどうかです。そこを見失わないで下さいね。そして、自分が生きていることへの感謝やありがとうの気持ちを持って日々を過ごして下さい。
ありがとうの反対語は「あ・た・り・ま・え」そんなことぐらい当たり前だと思っている人ほど、婚活でもがっかりしてばかりだし、自分の“期待値”に届いていないからいつまでもありがとうの言葉が出てきません。だから他者への“期待値”が高い人は、ありがとうの言葉を発することが少ないはずです。
それでは、残念なことに人から愛される人にはなれません。自分にも、周りの人たちへも期待値が下げられた時あなたの婚活は好転していくはずです。