むっちゃん先生です。
婚活で苦戦したナビゲート卒業生の多くは、親にとって“いい子”で過ごしてきた人なのですが、子どもの頃から親の顔色を見てきた人、親の気持ちに忖度してきた人なので、わが子が自己主張したとき、イラっとするかもしれません。「なんでお母さんの気持ちをわかってくれないの!」「なんでそんなワガママ言うの?」そんな気持ちになるかもしれませんが、お子さんは本来の子どもらしさを出しただけのような気がします。
自己主張の経験がないお母さんにとって、そんなわが子の自己主張が羨ましくて、もしイラっとしているのだとしたら・・・子どもに親の考えを押し付けていないか?子どもの気持ちを汲み取れているか?親の正直な気持ちも子どもに話せているか?少し深呼吸して、考えてみることです。
あなたの中での“いい子”とは、親の言うことを聞いてくれる自己主張しない子が“いい子”?もしそうだとしたら、あなたがあれだけ嫌だった“いい子”をわが子にも演じさせてしまうことになりますよ。
以前ご紹介した『はじまりは愛着から』のP20に「いい子」に育てないすすめの章がありますが、子どもは望んだままに愛されて、愛着感情が育つのだと。子どもの自己主張を簡単に“ワガママ”に変換しないで、子どもの真意に向き合ってみて下さい。子どもがお母さんに伝えたいことは何なのでしょう?