エリクソンが伝える結婚と心の発達課題の関係

こんにちは。結婚・入籍ナビゲーターむっちゃん先生です。

アメブロに『心の発達課題』について書きましたが、エリクソンの「発達課題」は、学生時代に習われたかもしれませんね。この課題は、婚活成功にも欠かせない課題なのですが、みなさんあまり気づいておられないかもしれません。ただ、婚活を卒業して結婚し、子育てが始まると、この「発達課題」に具体的に向き合うことになります。

そして、特に自分自身が発達課題を抱えたままお母さんになった方は、子どものことでイライラしたとき、お子さんを通して自分の課題を克服していくことになるかもしれません。

児童精神科医の佐々木正美先生は子育て本の『子どもの心はどう育つのか』の著書の中で
なぜか、結婚について書かれています。

結婚というのは、まず自己の確立が必要相手に呑み込まれてしまうのではなく自分をもっていること。また相手も自己の確立ができていること。依存関係ではないということ。

星成人期の親密性の最も典型的な関係は安定した結婚生活の状態お互い確実な個の確立がある。相手に自分を賭けることができるほど親密である。自分というものがあるから賭けられる。

星自己の確立がない人ほど相手を吟味しないでいい加減に結婚するから親密度が薄くなる。別れる。

要するに「私」は「私」「あなた」は「あなた」、お互いが自分の軸(自分軸)を持っているから、お互いを尊重しながら安定した結婚生活が営めるということです。

ところが、発達課題を残していると「私」は「私」の自分軸が不安定なので、婚活しても長引いてしまうし、また運よく結婚にこぎつけたとしても、自分軸が不安定な人が結婚して子育てを始めると結婚生活や子育ての悩みが膨らんで婚活の時同様、悶々と悩みを抱えてしまう可能性が高くなるということです。

それぐらい発達課題は、大人になってもあなたの生活の中で大きな影響を与えているのです。だから、佐々木正美先生の著書はまだ未婚のあなたにも参考になるはずです。

真の大人になるためには、自分の発達課題に目を向けること。婚活成功のヒントが、この本の中に隠れているかもしれません。

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