むっちゃん先生です。
ドラマ『西園寺さんは家事をしない』をみましたが、西園寺さんが家事をしたくないのには、やっぱり訳がありましたね。
人が頑なにこだわることの裏側には、必ずと言っていいほど親の影が見え隠れします。それくらい親の影響は大なのですが、西園寺さんの場合、専業主婦だった母親は料理も全て手作りで
あまりに家族に尽くし過ぎてしまったことで、ある日突然母親の気力の糸がプツンと切れてしまい、両親が離婚。そんな状況を見ていた西園寺さんは、母親も完璧な家事を目指さず誰かの手を借りていれば、両親が離婚せずに済んだのかもしれないし、家事のせいで大切な人を失いたくないから、自分自身は「家事をしない!」選択をしたように見えます。
また、ドラマ『今夜すきやきだよ』では、バリキャリで稼ぎはあるけど家事が苦手な女性が、家事が得意な友だちと暮らし始めるのですが、バリキャリ女性は婚約者からこんなことを言われれてしまいす。
「本気なんだ、結婚しても家事しないって。じゃあ俺は、一生奥さんのご飯食べれないってこと?」
そして彼女は、別れを切り出されてしまうのですが、この男性の発言にも親の影響は大だと思いますが、今の日本では、まだまだ家事の問題は、結婚を決めるにあたり、パートナーと話し合う重要事項なのです。
女性だからと言って、みんながみんな掃除や料理が得意なわけではなく、男性の方が整理整頓が得意な場合もあります。また、母親が家事全般をこなして、娘に手伝わせることがなかったとしたら、その娘さんは息子さんと変わらないくらい家事が苦手かもしれません。
家事が苦手な場合、西園寺さんのように家事をしない宣言が出来ればいいのですが、なかなか自分の苦手なことは言葉に出来ない人の方が多いのが現状。自分の苦手なことや弱みを見せたら、嫌われるかもしれないと思いがあるからからだと思いますが、結婚は生活ですから、家事の価値観が合わないと、続かないのです。だから苦手なことほど相手に正直に伝えておいた方が、後々の揉め事は減るはずです。
家事が苦手だと伝えて終わるのような縁なら、それがその人との縁。
あなたにとっての良縁とは、あなたの苦手なことも受け入れてくれる人との縁ですからね。