むっちゃん先生です。
複数のテレビ番組のMCをつとめていた超売れっ子の中居正広さんが、テレビから消える日が来るなんて誰が思ったでしょう。
1980年代に「私はこの禁煙パイポでタバコをやめました。」そして、小指を立てた男性が「私はこれで(小指=女性)会社を辞めました。」という禁煙グッズのCMがありましたが、時代が移れど女性問題を起こして人生を棒に振る男性の行動は、ダウンタウンの松ちゃんや他の芸能人も含め変わらないようです。
中居さんが10代の頃から始まった旧ジャニーズ時代での体験は、彼の中の女性を扱う良くない行動パターンにつながっていったのだと思うし、それを助長させた芸能界の悪しき習慣も彼の行動パターンに加担したのでしょう。中居さんの中では正直今回の件は「お金さえ支払えば今までOKだったことが今回何でダメなの?」と、頭の中で疑問符が付いていて、それくらい育ってきた環境の中では、当たり前のことだったのかもしれません。
人間関係や男女関係の構築の仕方の基本は、幼少期に親を通して学ぶと言われていますが、10代で旧ジャニーズに入った中居さんの場合、人間関係や男女関係の構築の仕方を旧ジャニーズや芸能界で学んだと言っても過言ではない気がします。女性を性的奉仕対象としか見れない思考も、お金で全てが解決すると考えているところも、一度身についてしまった認知の歪みを正すのは時間がかかるでしょうし、ご本人が本気で変わろうとしない限り、変わることはないのだと思います。それくらい、幼少期の過ごし方は重要なのです。
心理学者のエリックバーンは、「人生脚本とは、人生早期に親の影響で発達し、現在も進行形のプログラムをいい、個人の人生の最も重要な場面で、どう行動するか指図するものである」と述べていますが、私にも中居さんにもあなたにも人生脚本は存在し、個人の人生の最も重要な場面で、どう行動するか指図しています。何度も恋愛でつまずく人の中には『恋愛でつまずく脚本』が存在し、結婚に踏み切れない人の中には『結婚は怖いという脚本』が存在しているかもしれないのです。もし、心から愛される恋愛がしたいのなら、また本気で結婚を望むのであれば、あなたの中の脚本を知り、ハッピーエンドの脚本に書き直す必要があるのですが、あなたはご存知でしたか?それに気づかないままだと、中居さんのように今のパターンがずっと続くかもしれません。