こんにちは。結婚・入籍ナビゲーターむっちゃん先生です。
婚活の悩みの中で上位に来るのが、長年婚活しているのにキスしてもいい、手をつないでもいいと思える男性に出会えない
要するに、結婚したいと思えるような男性に出会えていない問題です。仲人さんや担当者さんには、婚活が長引く理由としてあなたの高望みを指摘されるばかりで、あなたの悩みは解決しないままだと思います。では、あなたはどうして今の状況になっているのでしょう?
憧れと現実を区別する機能が弱い人
あなたがBTSのメンバーの熱狂的なファンだとしても、彼らの恋人になったり、結婚したりすることは現実的ではないことぐらいは理解しているはずです。それは、彼らが自分を選ぶことなど非現実的なことだと、しっかり認識できているからです。ところが、それが婚活になると憧れと現実が区別ができずに、人気のある男性を追いかけては、お断りされてしまう結果になる。自分の現実の姿を認識するのが怖いから、ずっと夢を追いかけているのかもしれませんが、もし夢を実現するのであれば、憧れの男性から選ばれるために自分を磨く相当な努力が必要になります。その努力こそが、あなたが希望する相手と結婚するために現実的にとる行動です。
この憧れと現実を区別する機能の基礎は、幼少期に獲得するのですが、親が過度に支配的だったり、過干渉だったりすると、健全な憧れと現実を区別する機能が弱いまま大人になることになります。このタイプの方は、自分が傷つくことから逃れるために、ずっと現実から目を逸らして生きてきたので現実の問題解決が苦手です。
完璧主義が婚活をこじらせる
キスしてもいい相手、結婚してもいいと思える相手、その相手に対する完璧な条件を望む裏には、自分の自信のなさや無価値観とつながっているかもしれません。自分に自信や価値がないから、パートナーには世間的に価値ある人を求めるのです。そんなパートナーと結婚したら、自分の価値が上がる錯覚をしているから。でも、完璧を求めれば求めるほど、結婚は遠ざかっていきます。あなた自身もそうであるように、完璧な人など、どこにも存在しないからです。自分の弱さやダメさ加減を受け入れることができたときあなたはメイテルリンクの童話『青い鳥』のように、案外身近にご縁があることに気づくかもしれません。
あなたの中のかぐや姫問題
『かぐや姫』のお話はご存知だと思いますが、かぐや姫は5人の立派な男性から結婚を申し込まれますが、結婚をする条件として、無理難題を挙げ、結局誰もその条件を果たすことができませんでした。そもそもかぐや姫は、誰とも結婚する気などなかったのです。婚活が長引き、未だに結婚したいと思える男性に巡り会えていないあなたは、どこか、かぐや姫に似ていませんか?もし心当たりがあるのなら、あなたのホンネは結婚を望んでいないかもしれません。
解決方法
憧れと現実の区別が苦手な人は、まず自分の現実を自己分析してみること。
あなたがスペックが高い男性なら、婚活中の多数の女性の中からあなたを選びますか?
こそに答えがあるはずです。
完璧を求めれば求めるほど、結婚は遠ざかっていく。
そろそろ不完全な自分を認めましょ。
不完全な自分を認められたとき初めて、不完全な他人を認めることができるのです。
婚活でかぐや姫だった自分に気づいたのなら
自分が本当にやりたかったことを見つけて
そこにエネルギーを注いだ方が人生が楽しくなります。
結婚だけが幸せになるツールではないですから。