結婚に向く恋、向かない恋☆そろそろ恋愛観を大人バージョンにアップして結婚しませんか?

こんにちは。結婚・入籍ナビゲーターむっちゃん先生です。

婚活相談を長年伺っていると、アラフォーになっても、まるで学生のような感覚の出会いや恋を求めている人が多くて、そこが婚活のネックになっていることが多々あります。例えば、恋愛の部分だけなぜか年齢に不釣り合いな思春期の恋愛バーションを求めていたり


無意識にその人の中の“共感”の定義が“同感”にすり替わっていて、交際相手に、まるで女子友のように「わかる!わかる!」を勝手に期待して、勝手にがっかりして、婚活が上手くいかないケースです。

結婚相手に相応しいのは「同質性」より「異質性」

心理学者の植木理恵先生の著書『婚活の傾向と対策』の中の一節です。
「同質性」より「異質性」を発見せよ!
思春期の恋愛と、大人の恋愛。心理学的には両者は根本的に異なる性質のものです。しかし、30代40代をすぎても、まるで中高生のようなかたちの恋愛を求めている人がすくなくありません。「最近、恋ができなくなった。いい人がいない。」そう感じている人は、そのそろ「恋愛観」を大人バージョンに転換する必要があるかもしれません。

若い頃の恋愛は、「同質性の発見」からはじまります。つまり、同じ趣味を持っている人、自分と似た考え方をしている人。そういう異性とクラスやサークルで出会ったとき「フィーリングが合う。自分と同じ。これは運命の出会いかも。」などと感激し、恋に落ちるもの。思春期は。誰しも自分のアイデンティティを探す時代と言われています。だから「自分はこのままでいいんだ」と自己肯定できるような仲間探し・・つまり、同質性を顕著に持つ友人や恋人選びを、重視する傾向にあるのです。しかし、これは私にも経験があることですが若い頃の恋愛はたいてい長続きしません。なぜなら「同質性の発見」からはじまる人間関係に残されているのは「あれ?思っていた人とは違った」という、がっかり感だけだからです。こんなかたちの出会いと別れを、いまだに繰り返しては嘆いている大人たち。
これはかなり多いと思います。それでは進歩がありません。「夢中になれない。本気で付き合えない」などと、悲観するにはめになるのは、あなたが思春期と同型の恋愛を探そうとしているからです。大人になると、恋愛観を反転させなければなりません。つまり、「同質性」ではなく、「異質性の発見」そこがより本質的で深く、永続的な人間関係のはじまりになるのです。
中略
結婚を念頭におく出会いで大切なのは、なによりも「異質性の発見」からはじまる感情です。自分にはないものを持っている人との出会いを大切にする。相手と自分の「間違い探し」をしない。建設的な恋愛、永続的な男女関係を構築している人たちはみなそのことに気付いているのです。』

婚活を通して「恋愛観」を大人バージョンにアップする!

もしあなたの婚活が、植木先生が指摘されるように、思春期の恋愛を求める状態になっていないか?相手に“共感”ではなく“同感”を求めていないか?一度振り返ってみて下さい。お互い生き方の根っこの部分の価値観が合ってさえいれば結婚相手と趣味が同じでなくてもいいし、結婚してからの休日も、ずっとべったりの関係より、一緒にいる時間、お互い自由な時間を尊重できることのほうが重要なのです。さて、あなたの婚活は大人の婚活ですか?

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