こんにちは。結婚・入籍ナビゲーターむっちゃん先生です。
10年近く婚活で苦戦したアラフォー〇子さんの婚活体験の手記です。結婚までのストーリーを5回に分けて掲載しますが婚活での苦悩や挫けそうになる彼女の気持ちがあなたと重なる部分があるかもしれません。その辛い体験を乗り越えて、彼女は結婚しました！今とっても幸せなようです。少しでもあなたの婚活の参考になれば幸いです。
42歳だった〇子さんとの出会い
〇子さんとの出会いは2017年の2月。某結婚相談所の無料相談を受けられた折に、悩みの内容から私を紹介されたとメールが届いたのが彼女とのファーストコンタクトでした。〇子さんは42歳、10年近く婚活は続けてこられていたようです。遠方にお住いの〇子さんには電話カウンリングを受けて頂きそこから結婚まで、約3年間継続してナビゲートさせて頂きました。途中、京都のパワースポット巡りやお買い物同行もさせて頂いたことも、とても懐かしい思い出です。
努力が報われず悲惨だった〇子さんの婚活
①悲惨な婚活編
私が初めて「お見合い」を始めたのは、３４歳のときでした。もともと、長く非正規雇用で働いていたので、いつか正社員になったら結婚を考えようと、それまでは、努力を全て就職活動や仕事に費やしてきました。
そんな努力の甲斐あってか、ようやく正社員になれたのですが、正社員になってからは、しばらくはゆとりがなく、ようやく家族の知り合いの勧めでお見合いを始めたときには「もう、あなたには、相手を選ぶ権利はないから」というようなことを仲人さんやいろいろな人から言われました。
実際に、お見合いでは私が見逃したよい方もおられたとは思うのですが、２回目のデートで実家に連れて行かれて、男性のお父さんに「我が家に来る嫁は・・・」と語られたり、ずっとしゃべらず、私が気を遣っていろいろ話しかけたら、その人は私に追い詰められたと親に訴え、相手の親から苦情が来たり、またお話の間、ずっと爪をかんでいた人だったり、ちょっと変わった方とたくさん出会いました。本当に自分には選ぶ権利はないんだ・・・もう、いい方は残っていないんだ・・・と実感しました。
「３５歳になると、一気に結婚できなくなりますよ」と言われ、最初に入会した結婚相談所はサクラを使っていたことで社長が逮捕され、お金は戻ってきませんでした。本当に、絵に描いたような悲惨な婚活・・・。
自分のこれまでを振り返ると仕事を頑張っていたけど、男性との関わり方にも不器用なところがありました。男性から声をかけられることもあったのですが、私の好きなタイプの方からではありませんでした。むしろ、ちょっと苦手なタイプから好かれたり、うわさになったり。でも、好きな相手には今ひとつ踏み込めず、やっぱり、無意識に逃げていたかもしれません。好きな相手から嫌われたり、振られたりするのが怖くて・・・。そして、長い片思いばかり・・・。努力の方向が間違っていたのかな・・・。今までやってきたことは無駄だったのかな・・・。自分よりも若い世代の人たちが、早くに正社員になって、幸せもつかんでいるのを見るたび「自分の人生はどこで間違っていたんだろう・・・」と繰り返し思いました。
悲しくて、自分が憎くて、今まで頑張ってきたのはなんだったんだろうと、泣きながら走り出したくなっていた頃・・・もう、４０代になっていましたが、そんなときに、むっちゃん先生と出会いました。②へつづく