こんにちは。結婚・入籍ナビゲーターむっちゃん先生です。
婚活で出会った男性に対して、「いい人がいない」と嘆いておられる女性が多そうですが
本当にいい人はいないのでしょうか?
結婚相談所の成婚率が上がらないのは、「いい人がいない」とぼやきながら婚活している人が
増えたからかもしれません。結婚が決まらないのは「いい人がいない」せいであり、自分には何の問題もない!でも本当にそうなのでしょか?
男性にダメ出しばかりしている婚活女性の記事にも書きましたが「いい人がいない」は、言い換えれば「ダメな人ばっかり」になりますが、あなたもそんな変換をしながら婚活していませんか?
結婚を決めたければ現実に合った考え方に変えること
臨床心理士であり認定カウンセラーである平木典子先生は、この著書の中でこんかことをおっしゃっています。
『ものごとがうまくいかない時、自分の言動がぎこちないとき、がんばっても満足した結果が得られない時、他人の言動に腹が立つ時には、自分の考え方、ものの見方が理想的に過ぎたり、非合理的ではないかをチェックしてみることを勧めます。そうである場合は、合理的ものに変えると、少し楽になります。「人に好かれなければならない」「ものごとはきちんとすべきだ」「人を傷つけてはいけない」
「思い通りにことが運ばないのは致命的だ」「もめごとはあってはならない」
人は好かれるに越したことはないし、誰でも好かれたいと思いますが、好かれなければならないことはありません。実際誰からも好かれることは不可能です。ものごとはきちんとできるに越したことはないのですが、人間は不完全ですから、失敗することもありますし、いつもいつもきちんとする必要もないのです。
人を傷つけたくないものです。でも、傷つけまいとしていても傷つけてしまうことはありますし、傷つけまいと必死になって関係をおそるおそる結ぶよりも、傷つけた場合は結果をフォローしようと積極的に関係を結ぼうとする方が現実的です。
自分の思い通りにことは運ばないものです。他人を自分の思い通りに変えようとしても、それは無理です。相手は変わりたい時に変るのであって、あなたの思い通りになるわけではありません。
そして、人は皆違っているので時には葛藤もありますし、もめごとも起こります。葛藤やもめごとがあることが悪いのではなく、それを解決することが重要なのです。自分を知るということには、自分の言動がどのような考え方に従って出ているかを確かめることが含まれています。考え方を確かめ、ものの見方を明確にすることによって、非合理的な思い込みをチェックし、より自分の生きやすい考え方を発見して、自分とつき合いやすい考え方・ものの見方を身につけていきましょう。』
平木先生言葉を借りれば、婚活が思うようにいかないことも「いい人がいない」のではなく、自分の考え方、ものの見方が理想的になり過ぎているのかもしれません。自分が理想化した結婚に不向きな考え方や、ものの見方を明確にしてから婚活をすればあなたと共に歩くパートナーが見つかる可能性は上がると思いますよ。