こんにちは。結婚・入籍ナビゲーターむっちゃん先生です。
昔から、喧嘩するほど仲がいいなんて言われますが、それは本当でしょうか?世界には喧嘩(紛争)が絶えない地域がありますが喧嘩するほど仲がいいのなら戦争なんて起きませんよね。喧嘩が絶えない恋人、夫婦、親子には実は人間関係の病である“共依存”が隠れている場合があります。
“共依存”については、この記事に詳しく書かれていますが、喧嘩ばかりしているけど仲直りも早いとか喧嘩はするけど彼は私がいないとダメになるとか、喧嘩ばかりしているけど相手がいなくなると寂しいとか、あなたのことを尊重してくれない相手なのに別れられないとか、親子喧嘩が絶えないのに実家を出ないとか、どれか心当たりがあれば、あなたも“共依存”傾向があるかもしれません。
喧嘩するほど仲がいいと思いたいのは、自身が“共依存”だからのロジックのような気がします。喧嘩を愛だと解釈したいのかもしれませんが、喧嘩は心のリストカットのようなもの。喧嘩の刺激で生きていることを実感するなんておかしいのです。実際の愛ある関係は、もっと穏やかなものです。
お互いの考えや価値観が違っていても、それを尊重し合えるし、喧嘩ではなく話し合える。これは、親子でも恋人でも夫婦でも同じです。
あなたが結婚を真剣に考えているのなら、喧嘩になってしまう相手より、お互い何でも話せる相手を探した方がいいのですが、あなたが“共依存”傾向にあるのだとしたら、残念なことですが穏やかな愛を選ばないでしょう。それが“共依存”傾向である証だから。アドラーが性格は変えられると言ったように、愛ある結婚にたどり着くには自己改革が必要なのです。