付き合っている人がいるけど「恋人がいます!」と言えない事情

むっちゃん先生です。
恋愛や婚活相談を伺っていると、こんな話をされる方が一人や二人ではないのです。「自分は付き合っているつもりでいるけれど、よく考えるといつもデートに誘うのは私で、誘われたことがない。その状態で彼を恋人と呼んでいいのだろうか?」この話を伺って、昔桜田淳子さんが歌ってヒットした中島みゆきさんの曲『しあわせ芝居』の歌詞を思い出しました。

泣きながら電話をかければ
バカな奴だとなだめてくれる
眠りたくない気分の夜は、物語をきかせてくれる
とてもわがままな私に、とてもあの人はやさしい
たぶん周りのだれよりも、とてもあの人はやさしい
恋人がいます、恋人がいます、心の頁につづりたい
恋人がいます、恋人がいます

けれどつづれないわけがある
私は気づいてしまった、しあわせ芝居の舞台裏
電話しているのは私だけ、あの人から来ることはない

浜辺を見たいのとさそえば、鼻唄まじりに連れてゆく
踊りたいとすねてみせれば

おどけながらあわせてくれる
部屋をたずねてもいいかしらと

一度きいてみるつもりです
きっとあの人はだめだとは

言わないだろうと思います
恋人がいます、恋人がいます、心の頁につづりたい
恋人がいます、恋人がいます

けれどつづれないわけがある
私は気づいてしまった、しあわせ芝居の舞台裏
逢いたがるのは私一人、あの人から来ることはない


婚活卒業生の〇子さんが以前おっしゃっていましたが、ご主人と出会うまでに付き合ってきた男性とのやり取りは、電話もデートも悲しいくらいこの歌の歌詞通りで、二人でいると楽しい時間なんだけどどこか引っかかっていたのです。ご主人と付き合い始めて、初めて恋人として付き合うということについての気づきがあったようです。
世の中には、友だち以以上人未満で、それ以上距離を詰められるのが嫌で無意識にパーソナルスペースへの侵入を拒んでいる回避依存傾向の人がいます。このタイプの人相手に恋人関係や結婚を望んでも相手は友だち以上人未満の関係を維持し続けるでしょう。もしあなたが今、電話やメールやlineや、どこかお出かけの誘いなど全部があなたからの発信で、ずっとしあわせ芝居をしていたことに気づいたのなら、「たまには、あなたからメールが欲しいな。」とか「たまには、あなたから誘って欲しいよ。」と伝えてみるか、または単刀直入に「私たちは恋人なの?」と確認することをお勧めします。この伝えることや確認を怠ると、今年も同じ関係が続くだけだし、それでも状況が変わらないのであればこの相手との結婚は難しいと思います。

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