婚活と会食恐怖のこと☆親が知らない子どもの結婚が決まらない事情

むっちゃん先生です。

ドラマ『作りたい女と食べたい女』に他人と食事をすることが苦手な女性が登場しますが、この女性は食べているところを人に見られるのが怖いのです。ドラマを見ていて、「この女性は会食恐怖があるのかな?」と思っていましたが、やっぱりそうでしたね。このテーマを取り上げたドラマがなかったので新鮮でした。また、会食恐怖を抱えている人に取ったら、ドラマで取り上げてくれたお陰で、自分だけが悩んでいるわけではないことがわかって、少し気が楽になったかもしれません。

婚活をしている人の中にも、初対面の人とカフェでお茶ぐらいならいいけど、食事となると気が引けてしまい、交際したい気持ちがあっても、踏み出せない人がいます。会食恐怖症となると、臨床心理士などの専門家のカウンセリング等が必要になるのですが、「友だちになったら食事は可能」な人であれば、結婚する決意と努力次第で会食恐怖の改善は見込めるかもしれません。生まれた時から、会食が苦手だったわけではなく、他人との会食が苦手になったのには、なにかきっかけがあったはずですから、そこを読み解けば少しずつ他人との食事が苦ではなくなるかもしれません。

婚活を卒業して、2児の母となった〇子さんも、初対面の人とのいきなりの食事は苦手で、会食恐怖の傾向があったのですが、これを乗り超えないと結婚は難しいと思ったからか、私の提案通り改善の努力をかなりされました。今ご主人になられた方との最初の食事の場面で居酒屋を選んだのも彼女の「変わりたい!」思いの表われだったと思いますね。「最初の食事が居酒屋?」と思われるかもしれませんが、お酒が入った方がリラックスして話せると思ったからだそうです。彼女の結婚する意思がはっきり見えた場面でした。

親は子どもの婚期が遅くなると、結婚相談所への入会を勧めたり、親の代理見合いに参加しては子どもの結婚の力になろうとされるかもしれません。それも親心なのは重々わかるのですが、子どもは親がわかっていない問題を抱えているかもしれないことだけは、頭の隅に置いておいて欲しいです。子どもには子どもの考えがあり、子ども自身が解決しなければならない課題がありますから。

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