愛を求めているのに、愛を配れない矛盾を抱えた人たち

むっちゃん先生です。

私たちは生まれてから、親(養育者)からどれだけ無条件に愛され、肯定されて育ったてきたかで、人を愛し、人を信じる力をに見つけていきます。そして、その力がゆくゆくは自信につながっていくのです。私は愛着ボトルと名付けましたが、そんな親から授けられた愛や自信をためたボトルのようなものが誰の心の中にも存在しています。

その愛着ボトルの中身が満タンに近ければ近いほど、愛や自信に満ち溢れている人です。

ただ、親から愛をもらい損ねた人ほど、愛着ボトルにたまった愛は少なく、他者に配る愛を持ち合わせていないので、他者に不足分の愛をねだってばかりの人になりがちです。幼児的願望の記事にも書きましたがクレクレ星人は愛のおねだり星人なのです。

でもね、冷静に考えてみると、子育て中の親は別として、誰かが一方的に愛を与え続けてくれたり、誰かが一方的に愛を求め続けたり、そんな人間関係が上手くいくはずもなく、クレクレ星人の恋愛や結婚が破たんしがちな理由なのですが、気づいている人はどれだけいるでしょう。

恋愛や婚活で苦戦しているのなら、自分の愛着ボトルの中身について、考えてみることです。そして、もし愛着ボトルの中身が少ないと感じたのなら、辛い状況の中でも頑張って生きてきた自分に目を向けて、まずは自分を認めてあげることなのです。愛着ボトルは、あなた次第で中身を増やすことは可能なのですが、あなたは今まで完璧でない自分を責めてばかりいたのではないでしょうか?また、他者に完璧な愛を求め続けては、他者にダメ出しばかりしてきたのではないでしょうか?それでは、愛着ボトルの中身は減り続けて当然なのです。

見返りなんて求めなくても、純粋な気持ちで配った愛は、配った人の元に戻ってきます。過去にあれこれあったとしても、あなたが愛を配れる人になるのはあなた次第なのです。

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