こんにちは。結婚・入籍ナビゲーターむっちゃん先生です。
婚活相談を伺っていると、出会う相手や仲人さんに問題点があるというより相談者自身が課題を抱えている場合がほとんどなのですが、その人さえ状況を変えようと努力すれば
性格さえも変えることは可能だと、心理学者のアドラーはこの著書の中で伝えています。
性格は死ぬ1~2日前まで変えられる!
あなたが嫌いな自分の性格も、あなたさえ自ら変わりたいと思い努力すれば変えることは可能なのです。この38の章には、こんなことが書かれています。
「何歳ぐらいになったら、性格を変えるのには手遅れですか?」とアドラーに尋ねたところ、アドラーは言いました。「死ぬ1~2日前かな」この言葉に勇気づけられる人は多いと思います。自分自身の意思で「変わりたい」と思えば変えることは可能です。なぜならば、現在のライフスタイルは自分自身が作りだしたものだからです。
ライフスタイルを変える際にはまず現在のライフスタイルがなんであるかを、きちんと把握することから始めなくてはなりません。それは「明るい」「暗い」などの表層的な性格表現ではありません。それらの根本にある中核信念と呼ばれる「自己概念」「世界像」「自己理想」を言葉にする必要があるでしょう。
それを明らかにするために、アドラー心理学では家族布置(構成)分析や、早期回想と呼ばれる幼少期の思い出分析などを用います。そして、そのライフスタイルをカウンセラーの力を借りながら、本人が自ら書き換えていくのです。しかし、ライフスタイルは一度紙の上で書き換えたからといって、すぐに変わるようなものではありません。よほど注意していないと、すぐに使い古した昔のパターンに
戻ってしまうでしょう。その行きつ戻りつを何百回、何千回と繰り返すのです。やがて、少しずつ自分が変わっていくのがわかるでしょう。そして生きてきた人生の半分ほどの時間をかけて完全に書き換えを終えるのです。
私もブログで何度もお伝えしているように、アドラーも家族の分析や、早期回想と呼ばれる
幼少期の思い出分析が重要であり、気がつけば人生脚本の書き換えはいつでもできると伝えています。
でも時間はかかりますよと。婚活が長引くばかりで、変化のない婚活をしているあなたは、相手には変わって欲しいと思うけれど、自分の性格や考え方を変えてまで結婚したいとは思っていない人なのかもしれません。一度胸に手を当てて考えてみて下さい。