むっちゃん先生です。
こんな記事を見つけました。
数回デートしたのに…フェードアウトしていく男性の心理って?
お友だちの紹介やお見合いで、交際になって2~3回デートしたら、いつも相手から連絡が来なくなる、お断りの連絡がある。あなたは、そんな経験をしていませんか?
この記事にあるように、最初はお互い緊張感もあり、多少ぎこちない会話でも「これから心を開いてくれるだろう」と思われているかもしれません。でも、2回会っても、3回会っても、話す内容にまで警戒心が強いとだんだん男性の気持ちも折れてきます。
会っていてもつまらないし、女性からの好意が感じられないので、「時間の無駄だし、もういいや」とお断りになってしまう・・・要するに自己開示が下手な女子が断られている気がします。
過去のお付き合いについてとか、センシティブな部分にまで明け透けに話す必要はありませんが、話の内容によって、話す、話さないの制限が多い人は、真の気持ちの交流が難しいですから、話しは弾まないのは当然です。相手はドジなあなたや、おもしろいあなたのことを知りたいのです。
表面的ないいことだけを話したい人(※このいいことは、その人の尺度でのいいこと)は、自分の弱みを見せたり、ドジな部分を語るのが苦手です。弱みを見せたり、ドジな自分を開示すると、「嫌われる!」と誤解しているのかもしれませんが、生活の中では、いいことだけではないですから、当たり障りのない、いいことだけを取り出して話そうとする方が不自然で相手の心に響かないし、話が噛み合わなないし、カッコつけている人にしか見えないかもしれません。
まるで、沢山のコーヒー豆の中から優良な豆だけを選別するように
あなたはいつも会話内容を選別しているのです。人は、あなたのことに興味があればあるほど、表面的な趣味の話や仕事の話より、あなたの強みも弱みも家族のことも全部を知りたくなるものです。だけど、話の選別癖が抜けない間は、当たり障りのないことだけ話そうとするから面白みのない人のまま交際が深まっていかないのです。
この会話内容を無意識に選別していることを、選択的コミュニケーションと言うと早稲田大学名誉教授の加藤諦三先生はおっしゃっていますが、これは生育環境の中で習得してきた「家の事は、よその人に何でもかんでも話しちゃダメ!」「そんな簡単に人を信じちゃダメ!」の信念が関係しているようです。でも、これから恋人になったり、配偶者を選ぶには選択的コミュニケーションを少しずつ広げていくことです。一気に手放すのは難しいと思うので少しずつ話せることを増やすことです。成功談より失敗談の方が人の共感を呼ぶということ、覚えておいて下さいね。