意外に多いママ(親)のお人形結婚と後悔☆「いい人じゃなかったら、別れられるのに」結婚後に待っていた行き場のない悩みがせつない

むっちゃん先生です。
ROKAカウンセリングでは、様々な悩みを抱えた方がこられます。ホテルのラウンジで、コーヒーを飲みながら、ゆっくり話し始めた〇子さん。〇子さんとは、2回の面談でした。最初は結婚前、そして今回は結婚後になります。

〇子さんは、親のススメた人とお見合いをし、その後〇子さんの意思は尊重されることは無く、あれよあれよという間に結婚が決まってしまいました。そんな〇子さんが結婚前に「先生、結婚が決まっても相手に対して心が動かないのです。このまま結婚しても大丈夫なのでしょうか?」と相談にこられたのが最初でした。

聞けば、受験から就職まで、今まずっと親が敷いたレールの上を歩いてこられたようです。だから、細い細い自分軸しかなく、親への反抗など恐ろしくて出来ないとおっしゃいましたが、自己主張は親への反抗ではないと話した記憶があります。その後、〇子さんは、自己主張されたようですが、最終的には親の圧には勝てず、親のススメに従ったようです。それも〇子さんが決めたことですので、仕方ありません。

そして今回、相談申し込みのメールの名前に旧姓〇〇と書かれていたので、少しビックリしましたが、結婚生活は経済的にもゆとりがあり、ご主人も優しく、いい人で、生活には不満はないのですが、心が喜んでいないとというか、マリッジブルーがずっと続いているような感覚がとれなくて悩んでいるようでした。

〇子さんも、最終的にはご自分が決めた結婚なのですが、「親に決めさせられた!」思いが、ずっとくすぶり続けていたのでしょう。心が満たされず続けていく結婚生活は、辛いはずです。
印象的だったのは面談中に〇子さんが「いい人じゃなかったら、別れられるのに」と呟かれたことです。“別れたい”それが〇子さんのホンネなのでしょう。でもそれを行動に移すと、まわりを傷つけてしまうから、自分が我慢する・・・

心が納得していない結婚は、相手がどんなに優しくいい人であっても、「私さえ我慢すれば上手くいく!」の修行のような自己犠牲の上に成り立っている生活です。ただ、そんな生活はどこかで我慢の限界がきます。その我慢にも限界がきているから、〇子さんも相談にこられたのだと思います。

この内容をコラムに掲載することは、〇子さんのご希望です。
自分のように親の言いなり婚活や結婚は、後悔がついてまわることを伝えて欲しかったとのことです。この〇子さんの体験を、あなたの結婚に活かして頂ければ幸いです。

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