お母さんの孤独が子どもに与える影響と解決法

むっちゃん先生です。

“寂しい人は太る”と言われますが、この孤独が、過食や過剰な飲酒や買い物依存につながるように、親が孤独だと、子どもへの過剰な期待や過干渉や虐待にまでつながる可能性があります。お菓子やお酒で寂しさを紛らわすように子どもで寂しさを紛らわしているのかもしれません。

ワンオペ育児などと言われ、お母さんの育児の大変さが伝えられていますが、子育て中のあなたは、適度にストレスを発散できているでしょうか?あなたの愚痴を聞いてくれる人が傍にいますか?

ご主人も仕事の忙しさもあり、あなたの愚痴を聞いてくれているようで、どこか真剣さが足りないとか、あなたは不満に思うこともあるかもしれませんが、あなたが子どもの頃から抱えてきた、あなたの孤独感を受け止めるほどご主人も余裕がないのかもしれません。だからご主人を責めないで下さい。この記事に書きましたが、ご主人やご家族はカウンセラーではありませんから、そこまで期待しないであげて欲しいのです。

児童精神科医の佐々木正美先生がこんなことをおっしゃっています。『孤独な人ほど、人に愛されていないという状態。するとどうしても自分を愛するようになる。人を愛することよりも、自分への愛が強くなる。本人は子どもを愛している「つもり」なのですがそれが自己愛だとすると、子どもに対する愛情よりも過剰な干渉として働いてしまいます。』と。

まるで子育て中の私のことを書かれているようでドキッとしたのですが、私も孤独な人だったのです。私が子どもへの過干渉に気づくまで、けっこう時間がかかったかもしれません。だけど「孤独な人だった」と過去形で書けたことに対しては自分を褒めたいと思います。生まれてこのかた、ずっと完璧な人生が送れている人など一人もいません!自分の課題に気づいたとき、人はまた成長します。だから、誰にも話せず悩んでいるのなら「先生寂しいよ」「先生もういっぱい、いっぱいなんです」と抱えた思いを吐き出しませんか?私は、ずっとあなたの味方です。

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