父親の怒鳴り声の記憶はいつまでも恋愛や結婚の邪魔をする!

「誰かの怒鳴り声を聞くと、私は小さな自分に戻ってしまう」

幼少期のトラウマを漫画にした漫画家の枇杷かな子さんのインスタが話題を呼んでいるらしいですね。恋愛が上手くいかない、結婚を前にして後ずさりしてしまう、そんなあなたも枇杷さんと同じような体験をしていませんか?

全く関係のない人の怒鳴る声であっても反応してしまう自分がいて、そのトラウマのせいで、男性全般に恐怖心があったり「この人は怒鳴らないかな?」そんなことばかり考えていて、相手を信じるまでにとても時間がかかったりするから、職場でも何を考えているかわからない人のレッテルを貼られていたりする。また、恋愛関係になったとしても、相手がいつ豹変するかビクビクしているから、結婚にまで踏み切ることができなくて、何度も婚約破棄や破談を繰り返している人もいるかもしれません。

過去に親から受けた傷が深かった人ほど、大人になってもこのトラウマに悩まされておられる気がします。これは、怒鳴る父親の記憶だけではなく、母親の愚痴のはけ口にされていた人ほど、他人の愚痴にとても厳しかったり、幼少期の嫌な思い出が今でもあなたの生活を支配しているのかもしれません。

そして気をつけて欲しいのが、親に振り回されてきた人ほど枇杷さんのように、あれだけ嫌だった親と同じように、自分も振り回す側になる可能性があるということ。それは、過去に押し込めてきた感情のなせる業なのですが、それに気がつけば、残してきたその感情を少しずつ昇華させることは、今からでも出来るのです。それは、まず今までその辛い状況の中でも真っすぐに生きてきた自分を認めるところから始まるのですが、あなたはそれが出来ているでしょうか?

親のトラウマで悩んできた人ほど恋愛や結婚の相手には、容姿やスペックより安心感で相手を選ぶことです。少し頼りなげに見えても、あなたを引っぱってくれる人より、あなたを否定しない包容力・人間力がある人を見つけることが、未来の穏やかな生活につながっていくはずです。

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